貴社の掲載サービスについて教えてください。
当社は、ママの悩みを可視化できるデータベースサービス「家族ノート」を提供しています。
家族ノートのデータは、ママの3人に1人が利用するQ&Aコミュニティ・メディア「ママリ」のアプリ内検索・投稿データを抽出・分析して作成されます。
ママリは、妊活・妊娠中や未就学児の子どもを持つママに利用されており、24時間、悩める母親たちに寄り添ってくれる駆け込み寺のようなコミュニティで、
リアルでは相談できない悩みを打ち明けられたり、投稿に対して多くの共感を得られたり、自身の抱える悩みに対する解決法がわかるだけでなく、精神的な肯定感も得られるため、多くのママ達に支持されています。
そのため、ママリ内では、無意識的に検索して情報を収集したり、建前のない本音の会話が取り交わされています。
家族ノートでは、このようなママリ内の検索データや会話のデータを利用することで、アンケートなどでは知ることができない本音や、当人ですら気づいていないような潜在意識を、データとして表面化させることができます。
ママリに出稿していただいているクライアントに対して、より効果的な訴求やセグメントを提案できたり、メーカーの皆様には、商品開発のヒントとして、店舗やECサイトを持つ企業様には販売計画やCRMに活用されたり、家族ノートは幅広い用途で利用されています。
ご登壇いただいた経緯を教えてください。
サービス開始1年目と言うこともあり「とにかく提案リードをたくさん獲得したい」という想いで登壇を決意しました。
実は他のイベントの登壇も検討していたのですが、登壇テーマが「○○ツール」「○○業向け」など、家族ノートにフィットする登壇テーマが中々見つからず…。
そんな中で、メディアレーダーでは、家族ノートにぴったりの「ファミリー・ママ向け」の集客テーマがありました。
メディアレーダーのセミナーテーマの切り口はユニークなので、どこのイベントテーマにも当てはまらない企業は、一度メディアレーダーのセミナーイベントを検討してみるのもおすすめです。
実際にセミナーで獲得したリードはいかがでしたか?
メディアレーダーのセミナー登壇で獲得できた
リードは、質も量も素晴らしかったです。
セミナー中の質問コメントやアンケート結果からも、ファミリー層へのマーケティングに
関心の高いマーケターや広告代理店の方々に視聴していただけている、と実感しています。
さらに、自社サービスとマッチした登壇テーマだったからこそ、
商談化率が非常に高かったです。
前述の結果を踏まえて、第3~6回のメディアレーダーセミナーに連続で登壇しましたが、全体を通して見ても
重複リードは本当に少なく、
毎回初めての企業に出会えるのも魅力の1つですね。
資料ダウンロードリードとセミナーリードの違いについて教えてください。
「資料ダウンロード経由のリード」と「セミナー経由のリード」は、大きく違いを感じます。
資料ダウンロード経由のリードは、定期的に獲得できるものの、商談化するまでに時間がかかりやすく、丁寧にナーチャリングしています。
そのため、当初は資料ダウンロードと商談の間のステップとして、セミナーを活用しようと考えていました。
一方でセミナー経由のリードは、
商談化するまでの時間がとても短く驚きました。
元々セミナー参加者はファミリー向けのマーケティングに興味を持っている方ばかりです。
その上、セミナーを視聴していただいて、最後のアンケートで「サービスに興味がある」「直接会ってお話を聞きたい」と回答してくれる方は、
終了後に連絡するとすぐにアポイントが取れました。
セミナーの座組はいかがでしたか?
セミナーの座組は
いい意味でシンプルでした。
司会も最小限で、自社ウェビナーに近い感覚で登壇できます。
登壇者としては
緊張しすぎず、いい空気感でお話しできるので非常に助かっています。
また、
長すぎず短すぎず、20分という持ち時間も丁度いいです。
「自己紹介+最近のトレンドの解説+自社紹介」の内容を十分に紹介することができます。
心情的にも、「20分なら頑張れる!」という前向きな気持ちで挑めます。
加えて、
最大4社登壇の合同登壇形式も好都合でした。
1社のみの登壇では集客が難しくなる傾向にあるのですが、4社集まることで他企業に興味がある人も当社の話も聞いてくれるので、より多くの人に対して、家族ノートの
認知・興味へ繋げられる機会を創出できます。
セミナーに登壇する上で工夫している点はありますか?
登壇の「前」「最中」「後」と3つのシーンで工夫しています。
登壇前に工夫を凝らしている部分は、
登壇内容の設計です。
設計時に最も大切にしていることは
「視聴後に、どのような職種の人が、どのような気持ちになって帰っていればいいか、ゴールを設ける」ことです。
セミナーは、自社サービスについて深く理解してもらう場ではなく、「子育て家族について知りたい時は、コネヒトに相談!」と視聴者に認識してもらう場であると捉えています。
セミナーはコミュニケーション手法の一種ですが、その内容がいわゆる「宣伝」めいたものになると、視聴者側は心のシャッターを降ろしてしまうので、参加者が今知りたいこと・役立てられることを中心に内容を設計しています。
例えば、過去の登壇では、子育て家庭のトレンドについて集中的に紹介していましたが、直近の登壇では、セミナー後のお打ち合わせで要望の多かった、子育て家庭とのタッチポイントの作り方などの販促手法についても言及するように変えました。
その結果、過去1番の商談希望数を記録し、成約に近い方の商談獲得に成功しました。
加えて、通常時よりも広告代理店の方の商談希望数が増えるという変化も感じられました。
また、登壇中は
言葉の使い方も強く意識しています。
登壇者が視聴者に対して一方的に20分間話し続けるので、当社のサービスを
全く知らない方でもご理解いただけるように表現の調整にこだわっています。
例えば、普段何気なく口にしている言葉でも、社内でのみ使われていることは往々にしてあると思います。
このような言葉を、初めて聞いた人でも理解できる表現に直すべく微調整を重ねています。
事前のリハーサルは最低2回以上実施し、私たちのセミナーを通して1つでも多く、視聴していただいた方々の事業に役立つ情報を持って帰ってもらいたいと考えています。
登壇後に気を配っていることは、
視聴者への適切なアプローチです。
セミナー終了後のアンケート結果を仕分けして、
それぞれ異なるアプローチを実施しています。
例えば、「アンケートで直接会いたいと回答している人」にはアポイント打診をすぐ送る、「本番参加できなかった人」には当日のセミナー登壇レポートを添付する、逆に「アンケートで直接会いたいと回答していない人」には直後の連絡を控える、など細かくアプローチ手法を使い分けています。